パラレルワールドラブストーリー | 東野圭吾 | レビュー(ネタバレ無し)
2019年に映画化された、東野圭吾の「パラレルワールドラブストーリー」。
今回はそんな人気作品のリアルな感想を書いていきます。
自分が揺らいだ時、自分を自分たらしめるのは自分ではなく周りにいる人たちである。
周りにいる人たちまでが"自分のせいで"一緒に揺らいでしまってるからこの物語はおもしろい。
この物語は現在の話の次に過去の話、というのが10セットで構成されている。時間差はだいたい1年くらい。
主人公は大手大企業で研究者として、人間の記憶についての研究をしている。恋人と親友も同じ会社で研究をしている。
しかし日常の些細なことがきっかけで、不自然なまでに忘れていた記憶が蘇ってくる。
恋人は自分の恋人では無くて、親友の恋人だった?。
なぜ親友は自分には内緒でアメリカの本社に転勤しているのか。
主人公が様々な角度から自分に向き合っていくにつれ、次第に謎が解けていく。そんな話です。
個人的に、東野圭吾作品の中でもかなりおすすめな一冊です。
ぜひ読んでみてください。
おすすめの電子書籍サイト貼っておくので良かったらどうぞ。